埼玉県深谷市西島・木村歯科医院(きむらしかいいん・KIMURA DENTAL CLINIC)

当院では、歯周病治療、インプラント、審美歯科、義歯、小児歯科、予防歯科を中心に、皆様の健康で美しい歯をお守りしたいと日々歯の治療を続けています。

診察内容のご案内

義歯

当医院ではパイロットデンチャー法を用いた義歯の製作をおこなっています。

入れ歯が痛い、咬みにくい、しゃべりにくい、気持ち悪い、など様々の原因でお悩みではないですか。
よく咬める入れ歯の条件はずばり「動かない」ことです。動かない入れ歯を作るには3つのポイントがあります。

  1. ぴったり吸い付いて動かないような型を取ること
  2. 物をかんだときに動かないような、かみ合わせを作ること
  3. 新しい入れ歯に慣れるまで患者さんの苦痛を最小限にすること

以上の条件を満たしているのがパイロットデンチャー法です。


パイロットデンチャー法とは

完成義歯を作る前にまず仮の試しの入れ歯(パイロットデンチャー)を作りその入れ歯を少しずつ直しながら、かみ合わせや歯並び、大きさなど患者さんに合った最も快適な状態を探し十分に慣れたところでその入れ歯を使って型を取りすっかり同じ形で完成義歯を作る方法です。

パイロットデンチャー法

従来の方法とどう違うのか
従来の方法は初めの型取りから入れ歯が完成するまで3回程度で出来てしまうためすべてがぶっつけ本番になるので新しい入れ歯がぴったり吸い付くのか、痛くないのか、よくかめるか、歯並びが適切なのかは作ってみないと解らない所に問題があります。顎の関節や骨の状態がよく簡単なケースではうまくいくこともありますが入れ歯が合わずに長期間苦労されている人ほど顎や骨が痛めつけられているため多くの場合は「そのうち慣れますよ」と言われたものの痛くて使えなかったり咬めないのを入れ歯安定剤などでだましだまし使うことになってしまいます。また現在の保険診療では6ヶ月間は作り直し出来ないという決まりになっているのでそのままあきらめてしまう方も多いようです。
それに対してパイロットデンチャー法では仮の入れ歯で患者さんの希望を聞きながら十分に「直しと慣らし」を行った上で同じ大きさの完成義歯を作るので入った後に苦労することはほとんどありません。
回数はどのくらいかかかるのか
初めから総入れ歯の場合、パイロットデンチャーは通常3回で入ります。それを約1ヶ月間(4回~6回)使っていただき問題が出なくなったところで最終の型取りをします。型取り後は3回目で完成義歯が入りますので合計すると10回から12回くらいが目安となります。従来の方法に比べ日数が掛かるように感じますが入れ歯は咬めてなんぼです。すぐに入れ歯が出来上がってもその後何十回も通うようでは何にもなりません。いいものを作るためには急がば回れの精神で多少期間が掛かっても一つ一つ段階を踏んできちっとした治療をするのが結局は近道となるのです。なお歯を抜いてから製作する場合には歯茎の治癒期間として更に2ヶ月程度必要になります。
費用はどのくらい掛かるのか

完成義歯の材質によって保険が効くものと、効かないものがあります。

それぞれのメリット(利点)・デメリット(欠点)を挙げると…

●樹脂床義歯(保険適応)
いわゆるプラスチック製の入れ歯です。

メリット(利点) 樹脂床義歯
費用が安い 3割負担で約7000円から10000円程度
デメリット(欠点)
強度が弱い 一番多いのが入れ歯を洗っていて間違って洗面器に落として割ってしまう人が多い
厚い 材質的に薄くしすぎると割れやすくなってしまうのである程度厚くせざるをえないので違和感が強くしゃべりにくい、また物を飲み込むとき引っかかる感じがある。
熱が伝わりにくい 特に熱いお茶を飲むときなどのど元を過ぎたところで急に厚さを感じてびっくりする人が多い
汚れが付きやすい プラスチックの表面は肉眼ではツルツルに見えても顕微鏡的には細かい凹凸があるため汚れが付きやすく長期間使用すると表面を内部に染み渡って変色してしまう。

●金属床義歯(保険適応外)

メリット(利点) 金属床義歯
薄い 樹脂床義歯と比べ厚みが3分の1にできるので特に喉の奥の方の違和感が少ない
温度や味が感じやすい 材質が金属のため熱の伝わりがいいので冷たいものや熱い物の温度が感じやすい
強度が強い 床に落としても足で踏んでも欠ける事は絶対にないので強度的にはほぼ一生もの
デメリット(欠点)
費用が高い 保険適応外のため自費診療となります
以上のように樹脂製の入れ歯に比べ金属床入れ歯のほうが優れているのは事実ですが、それはあくまで両方を同時に使った場合の比較です。多くの場合は樹脂製の入れ歯でもパイロットデンチャーで十分慣らしてから作れば十分に良く咬める入れ歯は出来ます。

当医院の治療例

ノンクラスプデンチャーについて

最近、各メーカーからノンクラスプデンチャーと言ってバネの部分に金属を使わない入れ歯が製品化されています。
当院でも何人かの患者さんからお問い合わせをいただきましたので当院の見解を述べさせていただきます。

結論から言うと、現時点で私の考えは否定的です。

よく噛める入れ歯の条件はとにかく「動かないこと」この1点につきます。
口の中で入れ歯が動くということは噛むたびに気になってしまい我慢して入れていてもなかなか違和感が消えません。また自分の歯も一緒に揺さぶられてしまうのでバネをかけている歯が次々とぐらぐらになってしまいます。

義歯の動きのうち絶対にいけないのが噛んだときに義歯が沈下することです。
金属を使わないノンクラスプデンチャーでは残念ながらレストという義歯の沈下を防ぐ装置がないので噛んだときに歯茎に強い力がかかって傷になってしまいます。傷になるのを避けるために義歯を大きく削ると内側に食べ物が入ってしまいます。かみ合わせを低くしてしまえば痛くはないかもしれませんが入れ歯を入れていてもかめるのは自分の歯の所だけになってしまい残りの歯に負担がかかって次々悪くなってしまいます。

その他にも破折したときに修理できない、取り外し時のきつさを調節できない、などノンクラスプデンチャーにはさまざまな問題点があります。

金属バネがなくなり、材質が軟らかいので違いが分かり易く、出来上がった時の満足度は高いかもしれません。材質が軟らかいので慣れが早いかもしれません。しかし上記の理由により長い目で見ると歯ぐきや残りの歯に大きな負担がかかり決して長持ちするとは思えません。

当医院の金属製の入れ歯は10年以上持っているケースが数多く御座います。

私たちは患者さんにとって優しい治療、それは長持ちしてやり直しの少ない治療と考え、これを木村歯科医院のフィロソフィーとしています。

 

ノンクラスプデンチャー
利点
  • 金属バネを使わないため笑った時にバネが目立たない
欠点
  • 入れ歯が割れた時は修理が利かない→作り直しになる
  • 入れ歯が緩くなった時、きつくできない
  • レスト(沈下防止装置)が無いので入れ歯が動いてしまう→違和感が消えない よく噛めない、残りの歯に負担がかかる

金属床義歯(当院10年経過症例)
利点
  • 義歯を極限まで薄くできる
  • レスト(沈下防止装置)があるため義歯が動かない
    →よく噛める
  • 残りの歯に負担がかからない
  • 残りの歯が悪くなっても修理可能。
  • 入れ歯が緩くなってもバネの調整によってきつく出来る
欠点
  • 笑った時、わずかに金属が見える(特に笑った時に歯茎まで見える方)

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