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歯周組織再生剤「リグロス」について

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2020.1.16
院長ブログ
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歯周組織再生剤「リグロス」について何件かお問い合わせ頂きましたので記載させて頂きます。

歯周組織再生剤「リグロス」は歯周組織再生医薬品として日本の科研製薬より発売になったお薬で歯周外科手術時に根面に塗布することで効果を発揮するもので使用は歯科医師に限られています。

この薬の最大の特徴は今まで認められなかった保険適応になったということです。このため患者さんから保険で再生療法を行っているのかとのお問い合わせを頂いております。

当院では歯周病のページにもあるように以前よりエムドゲインを使った歯周組織再生治療を保険外で行っておりましたのでリグロスについても学会、勉強会等で症例検討を重ねてまいりました。その結果、現状ではリグロスに関しても保険導入することは難しいという結論に至りました。その理由は以下の通りです。

  • リグロスの効果を最大限発揮するためには骨補てん材や人工膜(メンブレン)など保険適応外の材料を併用せざるを得ない。
  • 保険診療では十分な治療時間、及び完璧な滅菌体制を整えることができない
  • 発売から時期が浅く長期の経過報告がない

上記の理由により当面、歯周組織再生療法に関しては今まで通り、エムドゲインを使った保険外診療とさせていただきます。歯周組織の再生に使う薬剤は一生、体内に残るもの、ましてや手術を行うとなれば患者さんの体に少なからず負担をお掛けすることになるので絶対に失敗のないよう安心、安全な治療を行うことが歯科医師の責務と考えております。

何卒ご理解の程、宜しくお願いいたします。