インプラントQ&A

implant – Q&A

Q

「インプラント」は従来の方法とどのように違いますか?

A

インプラントのつくりインプラントには、従来の入れ歯のようにアクリル系やプラスチックの床(ピンク色の部分)、あるいは残存している歯に引っ掛ける止め金が必要ないので、口の中がスッキリとし、本来の自然な運動が蘇ります。
また、製作された人工の歯もぴったりと固定されていますから、固いものでも楽に食べられるようになります。

Q

インプラントをして、身体に影響はありませんか?

A

インプラントの身体への影響インプラントの表面に使われている材料は、99%の純チタンで出来ていて、顎(あご)の中で積極的に骨と結合しようとする生体活性材料です。
さらに生体と馴染みやすく、身体には全く影響はありません。

Q

インプラントは、どのくらいもちますか?

A

当医院の現在までの成功率は95%です。特別に骨の状態が悪くなければインプラントは天然の歯よりも長持ちします。

しかし、一番重要なのは生体との調和です。人は片足では立てないようにインプラント以外の歯が悪くなり、それを長期間放置しておけば当然インプラントに無理な力が加わり脱落してしまうこともあります。また他の歯ががたがたの状態でインプラントを入れれば短期間の内に次から次へとインプラントを入れなければならなくなります。せっかく入れ歯を避けるためにインプラントにしたのに他の場所が入れ歯になってしまうのでは意味がないのです。

インプラントを長持ちさせるためには他の歯がきちっと治療が済んでいること。そして何より半年に1回は定期的検診を受け、悪くなる前兆を見逃さないことです。

以上の条件を守っていただければほぼ一生ものと考えていただいていいと思います。

 

・自費診療の保障期間について

当医院では、保険外の修復物に対して、5年間無料の保障制度をとっております。
「高価な歯を入れたのに長持ちしないのではないか」などの不安をお持ちの方でも、安心して治療を受けていただけます。

※保障の対象になるのは毎回、定期健診を受診された方のみとなります。
※自費補綴物再製に伴って保険診療が必要になる時はその他に保険診療の自己負担金が必要になる場合があります。

Q

インプラントは、どんな人に適していますか?

A

  1. 取り外しの入れ歯が嫌いな人、または仕事その他の事情で不都合な人。
  2. 歯が抜けた所を治療するために残っている歯を削られたくない人。
  3. 入れ歯で、発音や発声に不便を感じている人。
  4. 総入れ歯が合わず、生活にも支障をきたし、不快感を抱いている人。
  5. 歯周疾患などでたくさんの歯がなくなり、入れ歯を装着すると残っている歯に悪影響を及ぼすと考えられる人。

Q

インプラント手術時は、痛くないでしょうか? どれ程の時間がかかりますか?

A

インプラントを顎(あご)の骨に植える手術は、麻酔をして行いますから、痛みは心配ありません。インプラントの手術は、綿密な計画の下に行われますので、手術時間の概要については事前の診査診断により決定されます。
インプラントを植立する場所、本数、その他の要因により手術時間が異なりますので、詳しくは院長にご相談ください。
但し、年齢、口腔状態などによっても、個人差がありますので、院長の説明をよく聞いてください。

Q

インプラントにするとどのようなメリットがありますか?

A

ブリッジとインプラントの違いメリット①
歯が1本抜けている場合、従来の治療法では両側の歯を削りブリッジという方法が取られていました。しかし、インプラントなら抜けた部分のみにインプラントを行うことができるので、 他の歯を削る必要はありません。

ブリッジとインプラントの咬合圧(かむ力)による負担の違い メリット②
たくさんの歯が抜けている場合、従来のブリッジなら残っている歯だけで、かむ力を支えなければなりません。このかむ力はとても大きなものです。インプラントにすると、本来の 歯数のバランスがとれますので、咬合圧(かむ力)による負担が少なくなります。

従来の有床による入れ歯とインプラント メリット③
奥歯が抜けている場合、従来の方法では、取りはずしする入れ歯でしたが、インプラントすると、取りはずさないですむブリッジが入れられますから、 しっかりと固定され、安心して食事ができます。

Q

何回も通院が必要ですか?

A

インプラントを顎(あご)の骨に植え込む1次手術と、インプラントが顎の骨と生着した後にインプラント用の人工歯を取り付ける支台を装着する2次手術、そして歯列の型を採る印象採得、その模型を用いて製作したインプラント用人工歯の装着、その他などで最低でも6~8回の通院が必要です。また、1次手術から最終人工歯の装着までの期間は、年齢、口腔状態により個人差(約4ヶ月~1年半位)がありますので、院長の説明をよく聞いてください。

Q

年齢その他で、インプラントできない場合がありますか?

A

インプラントは、体調に問題なければ、若い人から高齢の方まで治療を受けることができます。
高齢で顎(あご)の骨の少ない方は、特別の方法でインプラントすることもできますので、院長に相談してください。

Q

インプラントを入れたら、歯科医院へ行かなくても良いでしょうか?

A

人間の体は年齢とともに変化していきますから、インプラントも定期的に調整する必要があります。
定期検診で適切な処置をしておくことが、インプラントの寿命を延ばすことにつながります。

Q

インプラント治療後のお口のお手入れは特別な方法が必要ですか?

A

インプラント治療後のお口のお手入れ天然の歯とインプラントの形態は同じではありません。そこで歯ブラシだけでなく、インプラントの形態に合わせた補助清掃器具を使用する必要があります。
院長や衛生士が教える清掃方法で、毎日必ずお口の中を清掃してください。

Q

インプラント治療後に他の歯が悪くなった場合は、やり直さなければならないのですか?

A

たとえ周りの歯が悪くなって抜けてしまっても、その部分に新しくインプラントを追加すれば先に入れてあるインプラントはやり直す必要はありません。ただし実際には短期間での追加料金の発生や歯茎が下がり土台の金属が露出したり歯並びが悪くなるなど多くの問題やトラブルが発生しています。
インプラントを入れる場合には、短期間で他の歯が悪くならないよう事前にしっかりと治療することが大切です。

インプラント治療後に他の歯が悪くなった場合

Q

インプラントの費用は?

A

全額自費診療となります。費用の合計は被せ物の種類や骨造成の有無によって変わりますので詳細は診断後、お見積書の方で提示いたします。
※健康保険は使えませんが、医療費控除の対象となります。