インプラント医療事故の報道について
2012.9.1
院長ブログ
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こんにちは、院長の木村です。
昨今、マスコミ等で、インプラントの医療事故について多くの報道がなされています。
インプラント治療によって多くの患者さんが健康で快適な生活を取り戻している一方で、残念ながらいわゆる、医療事故の件数も多くなっているのが実情です。
インプラントのトラブルには軽度なものから重篤なものまでいろいろなものがありますが、そのほとんどは他の歯科治療と同様、やり直しのきくトラブルなのです。しかし神経を傷つけてしまうと一生治らない麻痺がおこる場合があります。
下顎の骨の中には太い神経が走っており、骨の形態も個人差があり複雑です。
当院では事前に必ずCT撮影して、3次元的な顎の形態、神経の位置等を正確に確認してから手術を行います。
平面のレントゲンだけでそれらを把握することはとても難しく、平面のレントゲンのみでのインプラント治療は当院ではありえません。術前にCT撮影を含む綿密な診査・診断をすることにより、手術中に起こりうる偶発事故をほぼ100%回避することができます。