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子供のうちから予防の習慣を

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2015.9.17
院長ブログ
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昨今は健康志向の高まりによって歯科の分野では予防の大切さがかなり浸透してきています。

従来の歯科を受診されるきっかけは痛みが出たり、歯が取れたりしたときなど何らかの症状がでた時がほとんどでした。ところが虫歯も歯周病も初期の段階では症状が出にくく、症状が出た時にはかなり重症化していることがほとんどです。それに対する治療も初期のうちなら痛みが少なく、短期間で終了することがほとんどですが重症になるほど治療自体の痛みも出やすく長期間にわたることが多くなります。

つまり、もともと歯医者が苦手でぎりぎりにならないと受診されない方は治療も予想以上に大変になり、ますます歯医者が嫌いになります。その一方でお口の健康に意識が高く症状の出る前、つまり予防の段階で受診される方は虫歯や歯周病があっても初期の段階で発見できるので、治療の必要があったとしても痛みもなく短期間で終わることが多く、ますます予防のモチベーションが高まるという二極化がみられるのです。

その中で歯医者嫌いになる人のほとんどは子供の時の治療で嫌な思いをした方が大人になってもトラウマになっている場合が多く、そういう意味でも子供の時に最初に歯科を受診する時の状態が予防で受診するのか、重症化してから受診するかでその人の歯科に対するイメージが決まってしまうといっても過言ではありません。

歯医者嫌いな子を作らないためのも、子供のうちから予防の習慣を付けルンルン気分で歯医者に行けるようにしたいものです。