歯科医院のスタッフについて

みなさんは歯科医院で働くスタッフにはどんな人がいるかご存じでしょうか。歯科医師、受付、助手さん

または看護婦さん呼び方はさまざまですが患者の認識として男の人は歯医者さん女の人は助手さんか看護婦さんと思い込んでいる人が多いようです。

歯科医院で働くスタッフは大きく分けて口腔内（口の中）を触れる人と触れない人がいます。

この中で口の中を触わる事が出来るのは国家資格がある人、これは歯科医師と歯科衛生士だけです。

歯科衛生士とは三年制の専門学校を卒業し国家試験に合格した専門知識をもったスタッフです。

これに対して歯科助手とは国家資格のない診療のサポートをするスタッフで口の中を触ることは法律で禁止されています。

診療室の中で同じ位の年齢で白衣を着ていると区別が付きにくいかもしれませんが歯科衛生士と歯科助手では資格も役割もまた違うものになります。

歯科助手でもきちんと法律を順守し決められた役割の中で仕事をする分には全く問題はないのですが

時折、歯科助手に歯石を取ったり、歯の型を取ったりされたというような話も耳にいたします。

当院では患者さんのお口の健康を守るためには高度な専門知識と技術のトレーニングが必要と考えスタッフは全員が国家資格を持った衛生士で衛生士学校の研修機関にもなっています。

普段何気なく通っている歯医者のスタッフが歯科衛生士なのか歯科助手なのか国家資格があるのかどうか

このような視点を持つことも大切な自分のお口の健康を守る上で重要な事の一つだと思います。